■アーユルヴェーダと新月
新月の期間は、ヴァータと呼ばれる冷たく揺らぐ風と空のエネルギーが強まります。風と空のエレメントは軽く、活動的で、透明であるため、夢の領域へのアクセスが強化され、新月の間、本格的に内に向かうように促されます。特に新月の前後の数日間は、自分自身の存在の中に、静けさを作り出す必要があります。グラウンディングし、心を落ち着かせ、どのような新しい決意の種を蒔きたいか、考える時間を作るのに最適です。
ハーブのちから
ラベンダー花:気持ちを高めながらも、体はゆるめます。ストレスを和らげるリラックス効果も。
トゥルシー(カミメボウキ葉):「不老不死の霊薬」と呼ばれ、ストレスへの抵抗力を上げるアダプトゲンの1つ。
ジャスミン(ソケイ花):うっとりするような香り。身体のコリや痛みを和らげ、体をゆるめます。
新月の入浴作法
新月は静かな静寂の時期であるため、不必要な動きは奨励されません。ゆっくりと静かにバスタブに浸かり、背中をバスタブに預けリラックスした姿勢で座ります。水が完全に静止し、水面に映る光がくっきりと澄んでいるときと同じように、静かに座って瞑想しているとき、私たちは自分のビジョンが明晰であることに気づきます。時には、動きの不在がその具現化となることもあります。
■アーユルヴェーダと上弦の月
上弦の月が夜空を光で満たしている間、カパと呼ばれる水と地のエネルギーが体を再構築すると言われています。日常生活やセルフケアに特別な時間をかけて、免疫力、官能性、活力を補充するよう私たちに呼びかけています。自分自身と、そしてまわりの人との関係を育むことで、土壌を強化し、新月に蒔いた新しい決意の種を満月とともに開花させることができます。
ハーブのちから
カルダモン(ショウズク果実):カルダモンは体をゆるめ、頭をすっきりさせることで、欲望を時には雄弁に描き出すと言われています。
カンゾウ根:体内の筋肉や組織が減退したときに再建し、持続させ、細胞の再生を促します。
キク花:炎症を和らげて肌を健康に保ち、老化を遅らせ、免疫システムを強化します。
上弦の月の入浴作法
上弦の月はエネルギーを蓄える時期のため、リラックスした姿勢でバスタブに浸かりながら、時間をかけて優しくマッサージします。つま先から始めて、さまざまな筋肉をしっかりと締めたり緩めたりしながら、太ももに向かって脚全体を揉みほぐします。腕は、片腕ずつ上にあげて揉みほぐします。手を使って肩や首まわりをゆるめると、より深いリラクゼーションを感じられます。自分自身に愛を与えながら、強さと活力が目覚め、全身にエネルギーが広がっていくのを体験してください。
■アーユルヴェーダと満月
満月はピッタと呼ばれる火のエネルギーの激しさを呼び起こすと言われています。余分な熱やエネルギーを排出するための動きを表現することで、地に足がついた感覚を得て、満月の激しさを打ち消すことができます。長い散歩で、雨の中のハイキングで、心を開くヨガのクラスで、時間をかけて、自分の体に命が宿り、確かに存在していることを祝いましょう。至福とロマンスが豊かな満月の期間、私たちは他人との交わりに時間を費やし、人生の祝福にふけることに喜びを感じます。
ハーブのちから
バラの花びら:官能性を高め、心を開き、ネガティブなエネルギーから守ります。
カレンデュラ:細胞の再生を促進し、肌をなめらかに輝かせます。
ダミアナ:私たちを欲望と再び結びつけ、精神を高揚させ、流れに身を任せられるようにしてくれます。
満月の入浴作法
満月の間に得られるエネルギーをさらに刺激するために、穏やかなエクササイズを取り入れてみてください。お腹を下に、うつ伏せの状態で浴槽の縁に腕を置き、重ねた両手に顎や頬を預けます。脚が自然に曲がり、浴槽の反対側の端に足を置くと、サポートされた弓のポーズ(ダヌラアーサナ )になります。ゆっくりと深呼吸を数回行って、体の前面と胸をゆっくりと開き、ポーズを深めます。満月の間は心がざわざわと感じることはよくあるので、体が求めるままに自由に動き、不快感を感じないように注意してください。
■アーユルヴェーダと下弦の月
下弦の月は、月が満月まで拡大したときに培われた、カパと呼ばれる水と地のエネルギーを解放するときです。柔らかく浄化する水の恵みが、手放す準備ができているすべてのものを洗い流すのに役立ちます。体が新しいものを再構成して受け入れようとするため、肉体的にも感情的にも困難を経験する可能性がありますが、これは、私たちの自由への鍵です。入浴、ヨガ、呼吸法などのデトックス効果のあるセルフケアに取り組むと、満月の明るい表情から新月の暗い静けさへの移行がスムーズです。
ハーブのちから
ヘリクリサム:肌を若返らせ色味をよくすることから「エバーラスティングフラワー(永遠の花)」と呼ばれています。肌に潤いを与え、引き締めて、若々しい輝きを放ちます。
ローズマリー:記憶力を高め、できごとがより記憶に残るようになると言われています。また、体内の毒を中和し、解放に向けての準備を整えます。
ヘザーフラワー:心を浄化し、落ち着かせ、安らかな眠りを促す美しい紫色の花。
下弦の月の入浴作法
デトックスと解放をサポートするため、入浴の時間にねじりのポーズを取り入れましょう。バスタブにリラックスした姿勢で浸かり、両膝をあわせ、交互に体の左右どちらかにたおします。肩は正面のまま、もしくは両膝と反対方向にそっと回転させます。この穏やかなねじりが内臓の圧迫と解放を生み出し、血行をよくします。次に、たおした膝を両手で抱え、軽くストレッチしながら上半身をさらに反対方向にねじります。目を閉じて、ポーズを維持したまま数回深呼吸してください。ゆっくりとポーズをほどき、エネルギーを解きほぐします。
■「Nasty Woman なんて嫌な女!」とは、内に秘めた平等と正義への情熱に火をつけ、コレクティブ・ウェルビーイングを求める声を結びつけた合言葉。ボタニカルバスティー(なんて嫌な女!)に浸かって、あなたがどれだけ強く、勇敢で、しなやかであるか、思い出してください。
(ウェルビーイングとは、身体的・精神的・社会的にも良好な状態のこと。コレクティブ・ウェルビーイングとは、個人のウェルビーイングが満たされるだけでなく、コミュニティ全体が同様に良好な持続可能な状態であること)
ハーブのちから
ダミアナ:願望を引き出し、気持ちを和らげ、官能とのつながりを再構築する助けになります。
バラ:神聖で女性らしい花として、官能性だけでなく愛と純粋さを象徴しています。
サフラン:クレオパトラが恋愛の愉しさを表現し、永遠の美しさを強めるために使ったと言われています。
この商品を購入することで、Planned Parenthood (性と生殖に関する医療サービス非営利組織)に2ドル寄付することができます。Planned Parenthood は、100 年にわたり、健康、性別、家族計画について、ひとりひとりの決断を尊重し、性と生殖に関する健康と幸福に対する常識的なアプローチを推進してきました。女性の権利を確立することは、女性が経営するビジネスの支援にもつながります。
<使用方法>
ボタニカルバスティー約10g(容器の1/2程度)を1Lの熱湯に浸します。15〜20分後、茶こしで濾したハーブ液のみを浴槽に入れ、よくかき混ぜてから入浴してください。茶こしの代わりにフレンチプレスを使用すると簡単です。